オフショア開発とは何でしょうか？
オフショア＝ここでは、海外拠点で開発することをさします！
「オフショア開発って何？」と疑問に思われる方がおられると思いますが、
オフショア開発とは何でしょうか？
本来オフショアとは、「沖合」を意味しますが、
近年日本ではオフショアを「海外」の意味で使うようになりました。
オフショア（タックスヘイブン）とは税金が無い、あっても税率が著しく低い国や地域を指すことで、
オフショア＝沖合＝海外 という意味です。
オフショアとは、そもそも、沖合や海岸線の外側の意味だが、それが転じて、
安い労働力を持ち、低コストでの開発が可能な地域を指します。
オフショア開発と言えば、安価な労働力を大量に得られる海外地域で開発することです。
それは、何といっても大幅な原価削減が期待できるからです。
近年では、沖縄県の有利なIT産業振興施策を活用したITアウトソーシングも盛んに展開されています。
沖縄では、東京―沖縄間で実施されるソフトウェア分散開発のことも、
オフショア開発と呼ぶこともありますが、
オフショア開発とは国内のソフトウェア開発を海外拠点に委託することです。
オフショア開発の主な受注先としてはインドや中国の企業が挙げられます。
ほかにも、ブラジル、韓国やフィリピン、ロシア、東欧諸国などへもオフショア開発が展開されています。
オフショア開発の主な受注先としてはインドや中国の企業が挙げられるが、
近年ではロシア、カナダ等にもオフショア開発を請け負う企業が設立されています。
また、日本や欧米の企業が現地に進出して本国の案件を受託する場合もあります。
■欧米諸国はいち早くBPRを模索
オフショア開発は、米国を中心とする欧米諸国を発祥とします。もともとは、
経費削減などのコストメリットに注目されていましたが、
近年では抜本的な業務改革（BPR）を伴う新しいビジネス形態として期待されています。
米調査会社のMETA Groupによると、オフショア開発は今後2年間20〜25％増で成長するとされています。
アジアパシフィックにおいては、
特に中国大連の発展が目覚ましく、今後の動向から目を離せない状況にあります。
オフショア開発の最大の魅力は、
これまでは、システムインテグレータが先駆けとなって、オフショア開発の開拓を担ってきましたが、
これからは情報システム部門が自ら海外に乗り出すケースも増えるでしょう。
■日本ではインドと中国が人気を二分
オフショア開発は世界各国で実施されていますが、
オフショア開発の分野ではインドと中国がその人気を二分しています。
今後日系人が多いと言う親しみのキーワードではブラジルも有望になるでしょう。
最近の傾向として、
日本での高い人件費を嫌ってオフショア開発を推進する企業が増えていますが、
現地採用のスタッフに十分な技術が身についていなかったり、
主に言葉や習慣の違いから来るコミュニケーション不足などが原因で
発生する納期や品質に関するトラブルも増えいます。
中国などでの開発は、お国柄とはいえ貸与した仕様書や、納品物の仕様書、ソースなどは、
ほとんど漏洩します。
大手ベンダーには、中国人の技術者や営業マンがたくさん出入りしています。
彼らの接待攻勢は、感心するほど凄まじいものです。
中国旅行は当たり前ですね。
中国で、どんな接待をしようと日本の経営者には見えませんからね。
中国人のソフト会社の税務を担当している会計事務所は、いつも悩んでいますよ。
彼らの、こんな努力もあり、今やオフショア開発は中国が主流ですね。
国内で、まとまって新規発生した案件は、皆、中国で開発されています。
あるシステムのリニュアル案件をオフショア開発として中国へ発注したのですが、貸与もしないのに、
貸与もしないので、あるはずのない現行プログラムソースに修正が加えられて納品されたのには、
本当にびっくりしました。
それも１回ではないですよ。何度もですよ。
私は怒りませんから、なんでも正直に話してくれますが、聞かなかった方が良かったのかもしれません。
発注前の調査では、完璧な管理体制で開発をされることを説明され、契約するのですけどね。
当社が発注した案件について、漏洩されている事実は掴んでいませんが、
他社の案件の漏洩事実をしってしまうと、そんなものすべて吹っ飛んでしまいます。
中国で日本向けの開発に従事しているプログラマーは数十万人とも言われています。
上海とか北京などは数万人単位で、日本向け開発の技術者がいますからね。
彼らには、彼らのネットワークがありますから、情報はすべて共有されていると思った方がよいと思います。
中国へ、オフショア開発に出すときは、すべて漏洩されることを承知のうえ発注することです。
賠償訴訟をされると困るので、当社の場合は、承諾をいただいたうえで受託しております。
まあ、正直に話をして契約の話になると、成約にはいたりませんけどね。
システムの世界にはオープンになっても問題のないソフトはたくさんあります。
国のシステムでも、データベースを使わなでHTMLコーディングして情報発信する案件はたくさんありますね。
こんなのはオープンにする情報ですから、漏れるのは大いに結構なことです。
しかし、基幹のデータベースにアクセスするシステムをオフショア開発するのは無謀そのものです。
それでも、オフショア開発にはこれらの困難を補って余りあるほどの魅力があるわけです。
下記までメイルにてご照会ください
合同会社未来
千葉市美浜区
eメイル：オフショア開発担当
