冤罪は、こうして作られるのです!
国家権力の前に一人の人間は人間ではないのです
この事件は、何ら法律に反しない行為を、犯罪として法律をでっちあげ、そして事実関係まででっち上げるのです。
入管法22条の4の4の違反行為(罰則は国外退去の行政処分)に対する幇助行為を不法就労の刑法幇助行為とするのです。
しかし、中国人4人は入管法22条の4の4の違反行為で法務大臣より国外退去を受けていません。
まさの不法国家です。
日本こそ法の下で統治する法治国家にしなければなりません。
政治家は、北朝鮮による拉致は非難しますが、日本政府による「拉致事件」には知らぬ顔です。
佐藤(仮名)氏は創価学会の熱心な信者で選挙では公明党を一生懸命応援しますが、公明党の国会議員もこうした人権問題は無視します。
創価学会の信者は、創価学会より直接、政府へ「日本国による人権侵害」を止めるように抗議しましょう!!
日本人、中国人やフィリピン人を不法に逮捕監禁する行為は「拉致」です。
日本こそ、不法な拉致監禁をやめさせなければなりません。
一般論で逮捕することは絶対に許されません!
一般論で逮捕することは憲法31条違反であり、犯罪(特別公務員職権乱用罪)です。
警察での取調べ
逮捕時から6月22日くらいまで
検察庁、裁判所に行かない日は、ほとんど毎日、取調べが続きました。
① 警察は2,3日に来てくださいと言って任意同行し、逮捕しました。
車中では、「私(警察官)は社長の見方です。」、「正直に認めれば、すぐに家に帰れます。」、「ポイントは逮捕されている中国人の供述と一致すれば、たいした罪ではないので、すぐに帰れるから大丈夫です。」とずっと言う。
② 最初の調書で、調書の冒頭に、「嘘の雇用契約書で入管に申請した・・・・・」と書かれているので、訂正を求めると、警察官は、私はこの罪で逮捕されているので、これが決まりですと言う。私は、初めての逮捕で、初めての調書だったので、そういうことかと自分に納得させましたが、この言葉が嘘だと気がついたのは後になってからです。
又、このあと何度も冒頭に「嘘の雇用契約書で入管に申請した」と同じ内容が記載された供述調書に署名させられた。
初日の調書では、ジン(金●学)との約束で在留資格以外の仕事はさせないという約束をしていたので、それは入れてもらったと記憶している。
しかし、嘘の雇用契約書は作ってないというが聞いてもらえず、嘘とか虚偽とか言う言葉が雇用契約書の前につくので説明しようとするが、そんなのいいよと言い、聞いてもらえなかったのです。質問すると、質問にだけ答えてくださいと言われ、これが警察の取調べなのかと思いました。
私は、初めての体験で、ちゃんと話をすれば聞いて貰えると思っていたのでショックでした。最初からストーリーがあって、調書の半分以上は既に埋まっている感じで、その中でしか応答できないのかとショックでした。
そんなことで、逮捕初日の調書では、これが取調べかとショックを受け、朝食べた食事を残らず嘔吐した。
③ 初日ではないが、調書の内容に抗議をすると、弁護士さんに言って、調書のコピーを請求しなさい。後日、指摘どおり訂正しますと言われ無理やり署名させられたのです。
取調べの供述調書は、警察官より不法就労で逮捕者が出ているので、「一般論で考え署名するように」、「正直に認めれば、すぐに家に帰れる。」、「早く家に帰りたいでしょう、署名しなさい。でないと、いつまでたっても帰れないよ」と言う。
私が、2、3日の約束だったではないですかと言うと、「だから調書を作成するので、素直に署名してください。原因は社長の態度ですよ」と言う。
更に、「たいした罪ではないので認めて署名しなさい。」、「逮捕されている中国人の供述と一致すれば、すぐに帰れる」と言い、中国人が何を言っているか言うのです。
④ 4、5日は動機について、金に困ってやったのだろうと決め付け、更に、調書作成では、株主へ、経営が順調にいっているように偽装するためにやったのだと作成し無理やり署名させた。
それだけでなく、明日検事さんの所に言ったら、動機について、株主へ、経営が順調にいっているように偽装するためにやったのだと言え、と言う。抵抗したが、力尽きて言いなりになりました。
しかし、この件は、再逮捕後、警察官より、L社の顧問会計事務所で財務諸表・会計帳簿の押収ならびに、担当職員よりL社の経営状態を任意聴取し、職員より、L社は偽装中国人社員がいなくても十分経営はできていたとの供述を受け、又、平成21年度決算は当期純利益で700万円以上をあげており、中国人からの偽装振込みの収益1人1万円などは、何の足しにもなっていないと説明を受けた、と私に説明し、疑いは晴れたが調書を作成することはありませんでした。
検事さんに報告しておきました。と言う。 しかし、重要なことは、動機は、L社はこのカネがなければ経営できなかた、と全く事実無根の論告、判決がされた。
⑤ 私は、警察官に、入管の審査で虚偽の雇用契約書はありえない。幇助とは具体的にはどういう意味ですか、私は不法就労者の雇用主ではないので不当逮捕です。早く釈放してくださいと言うと、「ほったらかしにしていたから」と言う。又、検察に報告するとだけ言って調書も取ってくれなかったのです。
情報操作に使われた、逮捕前に、警察官の協力のもと、私を自宅前でビデを撮影したことについて抗議すると、同伴の若い警察官は、まずいことになったとの顔をして、抗議中、ずっと下を向いていたのです。担当の警察官は、うなずくだけで、何も答弁しなかったのです。
なんら犯罪にもならない源泉徴収代行サービスは、採用を中止した見返りに、ジン(金●学)から強要されて始めたと話し出したら、社長かっこ悪いよ、ジン(金●学)のせいにするのは・・・などといい始めて、聞く耳を持たなかった。聞く耳を持つようになったのは、再逮捕の後半になって、やっとノルマの調書が終わってからだった。
警察官が取調の手を休めてジン(金●学)のブローカー疑惑を話したのです。
警察官は、ジン(金●学)の逮捕前に、彼の経営する中華料理店に客として調査に行ったそうです。
夜でしたが、店は繁盛していた。
私は、「彼は、商才はあるようですね」と言った。
警察官は、続けて、そのときの様子を話し始めた。彼が厨房から出てくると、常連と見られる中国人らしき客と話し出した。
警察官は、「うちら商売柄、象耳なんで」(聞いていたんです)。
客は、「マスター、ビザが欲しい者がいるんだけど、何とかならないか」と言った。彼は、「うちの店はだめですよ。でも心あたりがないではないので、聞いてみますよ」と言った。
私は、警察官に、「L社は事務所を閉める、と言ってましたので、聞いてみる先はL社ではないですよ」と言う。
警察官は、勿論わかっていますよ。彼は、厨房に入ったり出たりして、その客とそのような話をずーとしていたと言う。
私は思った、なんだ、ジン(金●学)は在留資格ブローカーを裏の家業としていたんだな。私は、ジン(金●学)を信用しすぎていたんだと反省したが、遅かった。でも、ブローカーをやっていたとしても、その当時は罪になりません。現在ですと退去強制処分になります。
6月24日くらいからは 恫喝の恐怖の期間でした
①きっかけは、30万円の振込について、私とジン(金●学)の供述が一致すると、口裏合わせをしていると言い罵る。
「一致する」とは、この30万円は、中国の延辺にすんでいて、集中暖房の技術者であり、地域の共産党幹部でもあり、権力を持っている彼の父へ、集中暖房の燃料を作る、日本製コークス製造装置の売り込みを目的とした出張費であるが、その旨を、彼の父親に話したら、帰ってくるなといわれたので、必要がなくなり出張旅費を返却したものです。
これで、警察の言っていることは嘘だと思い、騙されているのだと思うと、体が警察の取り調べを受け付けなくなった。また、こうして、犯罪人にさせられると思うと恐怖感が襲ってきて体が硬直してしまう。なお、検察へ言った際も、この件で言葉が出なくなり、無言におちいるのです。
② こうした警察官の嘘や、無理強いには精神的に打撃を受け、吐き気を催すなど体調を壊し、10日間ほど取調べに応じることができなかったのです。
連日、同じように、妻を侮辱した言葉を発したり、恫喝や罵声を浴びせたりしたのです。
妻を侮辱とは、例えば、やくざ口調で「あんたの奥さんはたいした玉だよな」
L社は計画倒産だとか、ECSの時には一社員だったけどECSを閉めるというときは一「社員なのに責任をとってやめるのに、何で今度は責任を感じないのか。」などと言いたい放題なんです。
恫喝や罵声とは、やくざ口調で「何やってんだ、この野郎」「俺らピクニックにきてんじゃねえ」「天下の警視庁を馬鹿にするんじゃねえぞ」「この野郎」「いつまで黙っているつもりだ」などと言うのです。
③ 一日は、いつも同伴の警察官を退室させ、いつもは取調室のドアは開けておくのだが、ドアを閉め、密室の中で取調を行ったのです。
体調不良を訴えるにも関わらず、吐きたければ、(洗面台を指し)、そこで、吐けば!
お前の女房の取調もしたが、たいした玉だよな。黙っていれば、また取調をやるぞ。
「この野郎、俺ら、天下の警視庁の人間なんだ、警視庁をなめるんじゃないぞ」「なめるとただじゃおかないぞ」「俺ら、ピクニックに来てるんじゃないぞ、このままじゃすまないぞ」「お前は犯罪者なんだ! 」
「黙秘権はあるが、黙秘権を使うと裁判で不利になるぞ」「弁護士に聞いてもいいぞ、まともな弁護士なら、そうだと言うぞ」
それでも、声を振り絞って、「弁護士に聞いたら黙秘権はあるといわれた、今は、黙秘権より、体調が悪くて、話ができないので簡便して欲しい」というが、「お前の弁護士は、おかしいのじゃないのか」「刑事裁判を知らないんじゃないのか。教科書とは違うんだ!
言えば言うほど、わめき散らすので、死んだほうがましとも思ったものです。
④ 取調べに応じないといっては前記の言葉を浴びせ、恫喝され、さらに体調を悪化させた。
殴るなどの暴力はなかたが、殴るしぐさはした。
これが本当の民主警察の実態なのかと思うと、恐怖感で、ますます体が硬直する一方だった。
一日も早く家に帰りたいと思うだけでした。
⑤ 取調べに応じないので、何日かは、この間、警察は、顧問会計事務所へ行き、担当より事情聴取および会計資料の押収、日本コカコーラ等の取引先へ事情聴取、家内の取調べ(2回)、佐藤(仮名)氏の取調べ、L社役員である吉●氏の任意取調べ をしたようです。
⑥ 再逮捕にあたり、
7月1日、検察で全否認したので再逮捕が決まったのだと思います。
7月3日(土曜日)7月4日(日曜日)、初めて休日の取調べになりました。取調べというよりも説得でした。このままでは終わりのない事件になる。自分たちの夏休みのスケジュールもあるので、なんとか終わりにしたい。
上申書を書きなさいと言うことで、内容は警察官が口述するとおりに上申書を作成しました。だから内容は覚えていません。
そして、検察官へは、たいした罪でもないので、素直に署名して欲しい。嘘を言えとは立場上いえないが、そこんところは良く考えて。大人でしょう。悪いようにはしないから。
このままでは、終わりのない事件になるので、検察官には、不法就労で逮捕者が出ていることを踏まえ、一般論、結果論で、認めるように強要される。
私は、逮捕されるのは初めてですので、22日間の拘留が終わると家に帰れると思っていたので、すごいショックでした。終わりのない事件とは、逮捕が繰り返されて、ずっと留置場にいると言うことだと思いました。
又、連日、妻を侮辱した言葉を発したり、恫喝や罵声を浴びせたりされた魔の10日間を思い出すと、抵抗する力など全くなくなった。民主警察などないことを体験した私は、嘘でも良い、現実に合わせて対応することにした。そして家に帰ろうと思ったのです。
絶対に、家に帰りたい私は、警察官の言うとおり、嘘でもいいから認めて、早く家に帰りたいと思いました。
再逮捕から起訴されるまで
① 再逮捕は7月5日(月曜日)だと思います。取調べは、検察庁、裁判所に行かない日以外、つまり土日祭日、ほとんど毎日、取調べが続きました。
② 午後2時に月島署で荷物をまとめるように言われ留置署を出ると、ドアの前に警察官が2人いて、外に連行され、再逮捕されました。世田谷署で調書を1本取られましたが、素直に、何も考えずに署名しました。署名が終わると、夕方、荻窪署に移動しました。
③ 荻窪署では、何本かの調書を作成しましたが、これも素直に署名しました。ですから中身は覚えていません。抵抗すると、又再々逮捕されるのだと思うこと、たいした罪ではないと言うのだったら、無罪とたいして違わないじゃないか、と自分に言い聞かせて署名しました。
勿論、警察官は、調書を作成する前に、一般論、結果論で、認めるようにアドバイスします。署名する際も、社長!再々逮捕はいやでしょう。私たちも早く終わりにしたいんですよ。社長も協力してくださいね。
勿論、これ以上の再逮捕はゴメンなので、嘘の調書に署名しました。
④ 素直に署名するので、警察官も以前と違って、紳士的に接してきます。そして、「私たちは、社長が、不起訴になるように全力を尽くしているのです」「一日も早く釈放されるように努力します」などと言います。
⑤ 嘘の調書に署名するだけなので警察の調書のノルマは完了します。
警察官は、 「調査は終わりました」「奥さんとの接見禁止は解除になると思いので、弁護士さんにお願いしてください」「自分たちからも検察へ警察の取り調べは終わったと報告します」というが、弁護人が接見禁止解除の申請をしても却下されるのです。
⑥ 7月21日の前の3連休くらいから、雑談的な取調べになる。
会計事務所でのヒアリング内容、押収物は検察に渡しましたと言う。
「L社の顧問会計事務所で財務諸表・会計帳簿の押収ならびに、担当職員よりL社の経営状態を任意聴取しまいた。職員より、L社は偽装中国人社員がいなくても十分経営はできていたとの供述を受けました。そして平成21年度決算は当期純利益で700万円以上をあげているんですね、中国人からの偽装振込みの収益1人1万円などは、何の足しにもなっていないと説明を受けたました」と私に説明するのです。
そして「検事さんに報告しておきました」とも言うのです。
警察官は、押収した株主総会用の営業報告書の、5年間の利益推移(営業、経常、純利益)を見せるので、私からも説明しました。
コカコーラなどで事実調査をしてきましたと報告をするのです。
「日本コカコーラ、AIT(IBMのコールサンター業務)から実際に派遣社員を受け入れていると確認してきました」そしえ「検事さんに報告しておきました」とも言うのです。
こんどは、「奥さん(長●啓●)から又、話を聞きました」ともいいだすのです。
「恩義を受けたら必ず返す人といっていました」など、ノートを見ながら聞いた話をするのです。
つぎに、「佐藤(仮名)さんから話を聞きました」と話をつなげました。そしてノートを見ながら、「パソコンのディスクは社長(私)が証拠隠滅したのでないことを聞きました」と言うのです。
「私からも調書をとって、検事さんに出しましょう」と言って、調書を作成したので署名しました。
「佐藤(仮名)さんは社長は、猪突猛進型の人間だと言ってました」などと言うのです。
「吉田(L社役員)さんからも話を聞きました」
「準備していた中国本土向けのインターネットサイトの話を聞きました」。
すごい情熱をもって話をしていました。
「この事件がなかったら、すごいサイトになっていたのですね」と言うのです。
⑦ 警察官が、「時間があったので押収した銀行の元帳を見ていたら、「キン」なる名前で1月に90万円振込まれています。心当たりはないですか。」と言うのです。
私は「思い出せません、売掛金の入金ではないですか」と言うと、
「ジン(金●学)からではないですか」と言うので、
「それは絶対無いとおもいますよ」と答える。
押収した、請求書をめくって、金XXあての請求書を見せて、「
このカネですか」というので、
「このカネではないですよ。時期と金額と名前が違います。事務所の書類を全て廃棄しているのでわからないですよ」と答える。
警察官は、「よくあるのは、犯罪を巻き込むために、勝手にカネを振込むのは良くあるんですよ。覚えが無いのであれば、それでも良いですよ」と言った。
「この件は、弁護士さんに相談してください」と言うので、弁護士面会で、この件を話すと、「警察が言えと言えば正直に話をすれば良い」というので、翌日、警察官に、その旨を話すと、「わかりました。この件は不問にしましょう」
警察は「これを証明するのは大変なのです。預金通帳より振込んでいれば簡単ですが、ATMで現金を振込んでいる場合は、ビデオで振込人の特定をしなければならないので黙っていてください」と言われるが、又、隠していた、と言われるのは嫌なので、多分、翌日と思うが、検察での取調べの際、このことを検察官に話してしまった。
⑧ 源泉徴収代行サービス(給料支払仮装)について時系列に詳細に説明
警察官が調書にしようとするが、限られた紙面の調書にかっこよく書こうとするので、ほとんど調書にされていないこと。調書になっていても警察官の文書能力の問題で、真実とは、違う内容になっていること。しかし、何もないよりましなので署名はしていますが、私が、指摘すると、難しいですね、足りないところは私から検事さんに説明しますと言う。
なお、このことは検察官にも直接説明しようと何度もしましたが、いつも質問にだけ、答えてくださいと言って聞く耳を持たなかったことです。
このことは、重要な事実関係が、認識されないまま、間違った事実関係で認識され論告されたと言うことです。警察の説明も恣意的に無視されていると思います。
⑨ 私は、警察で取り調べの際、警察による証拠隠滅を指摘し、どうしてくれるのだと問い詰めるが、検察に報告すると言うだけだったのです。でも、この事件は事実関係を争う必要がないので、それほど真剣には相手にしませんでした。
検察での7月22日の対策を指示されました。具体的には、再逮捕が決まって以降、毎回言われていたことの復習です。
検事取調べにおいては、一般論でよいから中国人が不法に就労することを知っていました。と言いなさい。私たちも不起訴、釈放に向けて一生懸命がんばっているからと言います。
ここを(留置場)を出るときに名刺を渡すので、入管に関することなど事前に相談してください。私がわからなければ警視庁で調べて確認して社長を支援しますと言うのです。
私は、家宅捜査が入った後、中国大使館関係の人に相談したら、同じ「ナガノ」と発音する人、会社は池袋周辺のJRの駅の近く。この人が、偽装結婚や就労、留学など在留資格関係のブローカー業をやっているので、間違われたのじゃないかと言われた話もしました。
警察は、今後は警察に協力して社長の知っている情報を提供して欲しいというので、良いですと快諾した。
携帯電話の電池が切れているので、もうじき、ここを(留置場)を出ると思うので充電して持ってきますと言われたので、全く起訴されるなどの雰囲気はなかった。
釈放について、
私が、警察官に「今だったら逮捕しないでしょう」 と言うと無言で下を向くので、「今からでも遅くはないので釈放するように警察から検察に言ってください」と言うと、「身柄は既に検察にあるので、起訴しないように資料は送っています。また、出向くか電話で検事さんに良く話します」と言う。又、警察官から、弁護士さんに検事さんのところに行って取引してはと言われるのです。「たいした事件でもないので、普通は、弁護士さんが検事さんのところに言って話をすれば釈放されるんだけどな」
「あの検事さんも若いし、社長のところの弁護士さんも若いので、お互い、とんがっているので、こうなちゃうんだよね」と人事のように言うのです。「L社の顧問をやっていた弁護士は年配なので頼んでみます」というと、「それがいいよ」と言う。弁護人に話すと、勿論Noでこの話はなくなった。
⑪ 取調べの最後の2、3日前に、やってきて、警察官は、「今回の事件は誰かが”見せしめにする”と言っているので、残念ですが起訴になるようです。検察も意地になってるから」と言う。「公判は見に行きます」と人事のようにいうのです。
⑫ 起訴される日
担当ともう一人別の警察官がやってきて、担当とは別の警察官が、「認めるわけにはいかないのですか」というので 私は、「彼らを飲食店で働かしたことはない」と言うと、「誰もそんなことは言っていない」と言う。
では「何故、何で逮捕されたのか」と聞くと、「中国人をホッタラカシにしていたから」と意味不明のことを言うので、私は「100年掛かっても争う」と宣言したのです。
本当に中身の無い取調べでしょう。こんな中身のために42日間も留置されるんですよ。理由は何ら法律に違反していないものを逮捕したので、外部にこのことがバレて騒がれるのを防ぐためです。
警察による証拠隠滅
① 家宅捜査の2、3日前に、私が使っているパソコンが壊れたのです。
家宅捜査の前日、知人である佐藤(仮名)さんに電話すると、ハードディスクを交換するしかないと言われ、佐藤(仮名)さんにハードディスクの交換をしてもらい、佐藤(仮名)さんは交換前のハードディスクを、私の机の横に置いていたのです。
② 翌日、5月の中旬の金曜日に、源泉徴収代行サービス(給料支払仮装)のカネの流れの調査のため、警察の家宅捜査があり、警察官は、私のパソコンを調べ、パソコンが初期状態であることを確認した。データのバックアップはあるのかと質問されたので、バックアップは取っていないと事実を告げた。ハードディスクを交換したので再インストールしたことも告げた。
家宅捜査の最中、前日ハードディスクを交換した佐藤(仮名)さんが、その復旧の為に事務所を訪れたが、すぐに、事情聴取のため外に連れて行かれた。
警察は、佐藤(仮名)さんが何の目的で事務所を訪問したのか当然聞いたはずである。
取外したハードディスクは押収せず、私の空のパソコンを押収して帰った。
他のパソコン、取引先やジン(金●学)とのメール記録が存在するメールサーバー、や会計、給与、人事、開発データ等が格納されたメインのデータサーバーなどは内容を確認しているようでしたが押収していないのです。
③ 家宅捜査の噂はすぐに知られたようで二人ほどから電話が有りました。知り合いの弁護士に電話で相談すると家宅捜査を受けるとL社の経営は厳しいなどの助言がありました。
そんなこともあり翌日、家内と相談し、中国人の不法就労にショックを受け、苦しい資金繰りをしてまで会社を経営していく気力が薄れ、L社を閉めることにしたのです。
翌月曜日、警察から電話があり、家内の最新の預金通帳を私の手元において置くように告げられたので、私から、会社を5月末で閉めて事務所を閉鎖することを告げたのです。パソコン等も含めてすべてを廃棄するのですかと尋ねられたので、そうですと答えた。
④ 私は逮捕されるなど考えてもいませんでした。それで会社の清算を考え、保証金の範囲内で明け渡しができるように、ビル管理会社と募集業務を行っている不動産会社との相談で、6月12日土曜日に業者がパソコン、サーバー、交換前ハードディスクも含め事務所のすべての物品を廃棄して、事務所を閉鎖することにしました。又顧問の法律事務所にも連絡し会社の清算のため木曜日に訪問することも決めたのです。
⑤ 6月9日か10日ごろ警察より自宅に電話があり、押収したパソコンなどを返却するので、6月12日に事務所に伺うと告げられたが、6月12日(土曜日)は事務所の閉鎖で業者が事務所の物品を廃棄して、明け渡し作業をしていると話すと、パソコンや書類なども全て廃棄するのですかと質問されたので、そうです。L社を解散するので残しておくと問題がありますから全て廃棄します。午前中には廃棄作業があらかた終わると思います。と言うと、それでは、6月14日(月)午前中に自宅に伺うと言われたのです。
⑥ 6月14日の逮捕後、「内容虚偽の雇用契約書等」ではないと主張する私に、警察官は、そうであれば雇用の実需の証拠を出せと言う。
証拠は警察が隠滅したではないかと言うと、警察官は逮捕のきっかけは、私のパソコンのディスクが初期設定のままだったので、「あの野郎、証拠隠滅しやがって」と誰かが言い、逮捕につながったと言うので、「それは違う、お金の流れを掴むために家宅捜査した時、佐藤(仮名)さんは、ディスクを交換したので、その後処理のために来社した旨の趣旨を言ったはずです」。又「室内を写真撮影して帰りましたので、押収し忘れたのであれば写真でわかるはずです」「そのとき、まだ事務所は残っていました」と反論するが返答なしです。
⑦ 再度、「佐藤(仮名)さんにハードディスクの交換をしてもらい、交換前のハードディスクは、当日私の机の横においてあったはずです」と説明したところ、「すでに佐藤(仮名)さんから事情聴取をしていて、そのことは確認をしています」と言うのです。交換前のハードディスクを隠滅したことは事実でないとして、このことは調書にとってくれたが、当然、証拠が戻ることはありませんが、公判で裁判官は、このことを指して証拠隠滅と言うのです。
裁判において、公判の検察官は、徹底的に不利な調書は提出しないんです。検察官というのは、心の底から汚い日本人なんです。検察官の良識に頼っていては、正しい裁判はできません。法律で調書や証拠は100%提出しない場合、検察官らを極刑にする刑事罰を設けるべきです。
でも、この事件は幸い、罪刑法定主義で争えば勝てるので、汚い人間がどんなことをしようと、かまいませんが、事実関係だけで争う被害者には深刻な問題なのです。
話を戻しまして、交換前のハードディスクは私が個人として使っているもので、メールや重要なデータはサーバーにあります。このようなサーバー、パソコンのネットワークは、2010年ごろでも常識でした。警視庁のメールサーバーや共有データサーバーが警察官ごとのパソコンにあるはずがないのです。今日の犯罪捜査で重要なサーバーデータを押収しないなど、到底考えられない捜査だったんです。
⑧ 要員計画表で証明される、これらの資料には、既存社員及び4人の中国人4人(正犯)も含め21年採用の中国人が開発に従事する予定だった表に、取引先の名前などに他に、注文書、内示発注書、開発計画などの情報が取外したハードディスク及びデータサーバーに格納されていました。又、メール情報はメールサーバーに、PDFファイル、開発資料の一部はデータサーバーに格納されていたのです。事務所が存続していれば会社案内の紙媒体およびハードディスクやデータサーバーのデータで容易に説明することが出来るが、新規取引先であったことも災いして、拘留されている状態では、思い出せず説明できなかったのです。
当時の仕事のやり方は、紙媒体を見ることはまれで、通常は相手のメールに返信することで仕事を進めていたので会社名や担当名すら記憶が思い出せるはずもありません。
⑨ 公判で、私が警察による証拠隠滅を供述しているのに、裁判官からは、雇用契約書が実際の需要に基づいていたことの証明として、相手の社名などを立証できないので不自然であると言われた。判決では、証拠隠滅と言われたのです。
私の言い分は、逮捕前に家宅捜査が行われていること、又、事前に事務所の物品を廃棄して事務所を閉鎖すると2回も説明しており、警察は逮捕することがわかっているのに、故意に、私に証拠物の提出を求めなかったのです。また、重要な証拠を押収しなかったのです。
⑩ 警察は、家宅捜査の段階で、なんら違反にならない「内容虚偽の雇用契約書等」を作成し入管法の幇助罪の疑いで私を家宅捜査するのですから逮捕することがわかっていたはずです。
当然、入管法の虚偽の書類作成の疑いで、事実の調査をしなければならない。家宅捜査では雇用契約書が虚偽であることの捜索は行っていないので、逮捕前に、当事件は入管法違反なので入管法に基づく「事実の調査」と同じように、雇用契約書が実需に基づいて作成されたことの証拠提供を求めるのは当然である。又、取引先やジン(金●学)とのメールデータを差し押さえることは捜査の基本である。
若し私が提出できないのであれば雇用契約書が虚偽と言われ逮捕されても仕方ない。事務所閉鎖の前であれば、私は求められれば提出可能であった。平成20年12月の申請時における、雇用の実需。つまり要員計画書やそれに基づく注文書などの裏づけ書類、受注(予定先)の会社案内や担当の名刺、メールサーバーのメールデータ、データサーバーのデータでPDFや開発資料などを提出し説明しました。
当然、内容虚偽の雇用契約書等でないことが理解され、逮捕されることもなかったと思います。又、メールデータを解析すれば、新規取引先と仮受注できていたこと、ジン(金●学)との共謀もなかったことがわかり逮捕されることもなかったと思います。
不法就労者の不法就労についての「事実の調査」でも、タイムレコーダー記録や給与明細などを押収します。警察が入管法の「事実の調査」を知らなくても、通常の捜査で事実調査の必要なことを、知らないわけではありませんので、明らかに、証拠隠滅です。
⑪ 事実の証拠に基づかない、内容虚偽の雇用契約書等作成で逮捕するため、
あ.公判で雇用の実需が証明されれば検察に不利益であることは自明である。それで、パソコンのハードディスクが空なことを理由に、事実関係が明らかになるメールサーバーやメインのデータサーバーのデータを押収せず、先に、証拠隠滅をでっち上げたと容易に推定できる。
い.警視庁の司法警察官であれば、押収時にパソコンを操作していたので初期化されたすぐであることは確認できたはずである。持ち帰った後に言うのは不自然である。
又、警視庁の技術力からするとメールサーバーやデータサーバーは稼動していたので押収すれば分析は可能である。近年は、情報のほとんどがメールサーバーにあることは、警視庁の司法警察官であれば、常識的にわかるはずである。常識的なメールサーバーやデータサーバーを押収しないのは不自然である。
う.警察は、私のパソコンやサーバーから逮捕したことに不利な情報が出てくるのを恐れて、あえて廃棄させたのだと思う。二度も確認して、私が警察官の質問に答えて、全て廃棄すると言うと、全てですかと念を押している。これは、警察による明らかに計画的な、証拠隠滅です。
日本政府のE-Japan政策もありサーバーシステムはここ10年以上前から定着している。サーバーシステムを知らないと装った悪質な犯罪捜査である。
更に、ジン(金●学)は無料メールを使用していたので、逮捕後にでもジン(金●学)の無料メールサーバーから、メールデータを押収することも容易に出来たにもかかわらず、押収していない。正に、明らかになることは全て、隠してしまっている。最高裁に於いて、このように条規を逸した捜査について糾弾をして頂きたい。
⑫ 私は、逮捕後、警察による証拠隠滅を問い詰めたが、検察官に報告しておきます。とか、保釈されたら、もう一度、思い出して証拠を集めたほうが良いですよと言って調書すらとらなかった。検察官は、私がこのことを話そうとすると質問にだけ答えてくださいと言って聞く耳をもたなかった。
⑬ 公判では、事務所閉鎖で関係書類が廃棄されたと主張するが、この事件が入管法違反であることを無視し、入管法の事実の調査は棚にあげて、採用予定の根拠が証明できないので虚偽の採用だったと言うが、
事実は、入管が在留資格を許可しているので、事実の調査はしていないが雇用契約書が虚偽とは認定はされていない。
雇用契約書が虚偽の証明は、原告(検察)側に立証責任があるので、この事件は入管法違反なので、少なくとも、入管法の「在留資格の取り消し」規定と同じ基準で「事実の調査」を行い、雇用の実需がなかったことを証明しなければならないが、立証せず、虚偽の書類と言うのは、憲法11条、31条違反である。
入管法は、虚偽の書類について規定しているが、一般論としても、内容が虚偽と言うときは、常識的に事実調査の上、事実をもとに虚偽としている。全く悪質な司法である。
⑭ 明らかに、検察と警察による悪質な証拠隠滅であり、故意に入管法を無視した違法逮捕であると言える。しかし、失われた証拠は戻らない。
もっと悪質なのは、私尋問で、私が訴えた、この警察による証拠隠滅を、逆に私による証拠隠滅として判決を下したことである。
事実関係を、でっちあげですから、こうしたことが延々と続くのです。
国家権力をもつと、どんな人間もケダモノ化するのです。
検察での取調べ
逮捕されて、早い段階で、弁護人が検察官へ釈放の要求に行っている。私が弁護人から聞いたところによると、検察官は、「公判が持たない」との理由で釈放を却下している。
それはそうですよね、事実関係はでっちあげるにしても、何ら罪にとわれない、内容嘘偽の雇用契約書を不法就労した中国人に提供した理由を根拠に逮捕したのですからね。
検察官の誤算は、どうせあの社長は法律なんかわからないから、ちょっと脅せば、でっちあげの罪でも認めると思ったのです。
それにしても馬鹿な弁護士だな、なんで在留資格取消理由は、日本人にとってなんら逮捕理由にならないのに、なんで法の論理で釈放を要求しないのだ。
検察官に成れずに弁護士になった奴なんてちょろいもんだぜ。公判が持たないと言えば、すごすご帰って行きやがったよ。アホ!・・・と若い検察官は呟いたのだろう。
取調べ
1回目の取調べ(最初の逮捕)6月16日
逮捕3日目の、検察の取調べは、検察官が大変でしたね、と言うので、はい大変でしたと答えました。
私は事件のことについて、ようやく説明出来ると思い、説明しようとすると、質問にだけ答えてください、と言って私の説明は聞いてくれませんでした。
検察官から、収入を多く見せる源泉徴収代行サービス(給料支払仮装)のことで、何故このようなことをしたのかと動機のような質問をされるので、その経緯を説明しようとすると、又質問にだけ答えて下さい、と言われ、それからと言って、質問の趣旨を説明し、誘導するので、「同情です」と答えました。
それだけではないでしょう、もっと言いなさいと言うので、「景気がよくなった時はL社の仕事を優先して、してもらうつもりでした」。またそれから、と言うので誘導されるように、「中国でシステム開発をしたいので、そのネットワーク作りです」などというような供述をしたと思います。
私は、検察官の発言を遮るように、私は不法就労などさせていないし、彼らが不法就労しているなどジン(金●学)から聞いていないので、思ってもいませんでした。又、彼らから、お金は一切貰っていないことも発言しました。
会話が終わると、検察官は、会話のことも入っていますが予め頭の中に用意した原稿を口述し、
事務官にワープロして貰います。事務官がワープロして印刷が終わると、読み上げて、署名するように言います。
調書の書き始めは、内容虚偽の雇用契約書等を作成して・・・・とあるので、違います、と言うと、あなたはこの容疑で逮捕されているのですよ、だから逮捕容疑を最初に書いているのです、と言います。
私は、逮捕容疑と、私の供述とは違う、と思いました。又、会話の内容が記載されていないことが違いますが、初めての事なので、調書とはこんなものなのかな、と思い、ためらっていると、署名してください、しないのですかときつく言われるので、仕方なく署名しました。
2).裁判所での拘留質問6月17日
裁判所での拘留質問の時は、はっきりと否定しました、事務官の方が修正してくれました。
帰りの護送車を待つ檻の中で、昨日の調書で気になっていたこと、「逮捕容疑と、私の供述とは違う」と事を考えていて、何か犯罪人にされてしまうな、恐怖感のようなもので一杯になりました。すると、気持ちが悪くなって、帰り際、檻の中でで倒れてしまいました。
職員の特別の計らいで、エレベータで地上階まで介助されて、バスに乗せて貰いました。月島署に着きましたが、一人で留置場まで行けず、警察官複数人に、抱えられるようにして部屋まで行き、
その後に、世田谷署の警察官に、月島書の近くの聖路加病院へ連れて行かれ、診察を受けましたが、幸い命に別状はありませんでした。
後日、同室の者が言うには、ああ、こいつは、死ぬな、と思ったそうです。
2回目の取調べ(最初の逮捕)6月23日
検察官(T)から、実は、あなたも知らないかもしれないが、ジン(金●学)は私の取調の際、
「警察官にも話してないのですが、検事さんにだけ言います。」「実は、僕は不法就労幇助の前に、僕自身が不法就労していたんです」と打ち明けたのですよ。と言う。
「びっくりしたでしょう。あなたもジン(金●学)のように正直に話してくださいよ」と言う。
検察官は嬉しそうに言うが、私はびっくりして、私は、なんだ、信頼していたジン(金●学)に裏切られていたんだと思いました。ショックでした。
警察(K)の取り調べで、ジン(金●学)がL社に30万円を振込んだ件について、私は検察官(T)へ、「警察より言われたが、最初の供述は二人とも中国延辺への出張旅費で一致していたが、警察官(K)が言うには、ジン(金●学)は正訂し、私への報酬と言っているそうですが、私は報酬とは思っていない。ただカネに色はついていないのでこれ以上は言わない」と話した。と供述した。
「私がジン(金●学)から貰ったのは品物で、タイヤビルへ引越しの時、中国では、引越しの時はマッチを配ると言って、ライターを貰ったこと。彼の奥さんが中国から日本に戻った際、ジン(金●学)から土産として貰った朝鮮人参エキスです」と話していたら、検察官(T)から、「おかしいじゃないか、あなたは前回、金は一切貰っていないと言ったでしょう、30万円貰っているじゃないか」と言うので、私は「揚げ足を取るのですか」と言って、これを最後に、体から、言葉が出なくなってしまい、この日は、これ以上、言葉を発することが出来ず、無言状態に陥りました。
結局、この時は調書の作成はなく、帰されました。
3回目の取調べ(最初の逮捕)7月1日
この日は7月1日だと思いますが、世田谷署より迎えの車が着て、月島署より1人、車で検察へ行きました。
検察官と2時間半くらい、検察官の誘導で会話をしました。
この日も、こちらから供述すると、質問にだけ答えてくださいと言われ、私から自主的に話すことは出来ませんでした。
睨みつけて、会話の中で、次のことを言います。
「多くの中国人は小額の罰金で強制出国になります」
「私は偉いのですよ、あなたの言うことなど誰が信用しますか」
「私は、あなたを懲役刑にでもできるのですよ」。
「罰金の方が良いでしょうそのためには・・・・」。
ジン(金●学)との約束も話しました。
ジン(金●学)が「自分が中国人の面倒は見ます。そして責任を持って管理するので源泉徴収を行って、在籍させて欲しい」と依頼を受けたのです。
又、私は「インターネットのウィキペディア辞典より不法就労についての解説ページを印刷して不法就労はさせない」と約束をさせた、との供述をしました。
検察官は、あなたのことを聞いているのですよ、「あなたは中国人が不法就労しないように、どう管理していたのですか」と言うので、私は、「何度も言いますが、ジン(金●学)に任せていました」
「唯、一つだけ、源泉徴収の報告は、会計事務所より市町村に送って貰っていました。若し、彼らが、別のところで働いて、源泉徴収を受けていれば、2箇所の事業所より源泉徴収していることになるので、市町村より文書や電話で確認がくるので判ります。」と説明すると、検察官は、調べてみると答えた。
そして、会話が終わると、いつものように検察官(T)は、予め検察官の頭の中に用意した原稿で、
会話のことも入っていますが、肝心なことは入っていない、そのような調書を口述し、事務官にワープロして貰います。事務官がワープロして印刷すると、読み上げて、署名するように催促されます。
この日は勇気を振り絞って、内容について、指摘し、調書に手書き修正してもらいました。かなりの部分は修正してくれたが、どのような内容かは思い出せませんが1、2箇所、重要だと思うところで違うと思ったので、さらに修正を要求しましたが、検察官(T)は「もういいでしょう」と言うが、しつこく食い下がろうとすると、「もういいでしょう」と強い口調で言い、全ては修正してくれる気配はないのと、私は結構修正してくれたので、まあいいか、と自分を納得させ引き下がりました。
終わると、「まったく反省がないな、何考えてるんだ」と強い口調でいいます。署名しなさいと命令調で言うので、今までよりは言いかと思い署名しました。
しかし署名後、小さな声ですが聞こえるように、「覚えていろよ」と独り言を言います。
4回目の取調べ(再逮捕)
この日は再逮捕1回目の取調べでした。
警察官(K)から、「再々逮捕されないように、何度も、絶対に検察官には逆らわないこと。
調書は逮捕者が出ていることを踏まえ、一般論で、また結果論で考え、素直に署名するように」と言われていました。
私も再々逮捕は絶対に避けたいと思い、警察官(K)に教えてもらった言葉を暗記しておいて、
検察官(T)の取調べの前に言ったような気がします。
確か、自己の身を守るための供述をしたことを反省しています、との趣旨の宣誓分のようなものだったと思います。
ですからこの日も、検察官が睨みつけて言う(「多くの中国人は小額の罰金で強制出国になります」「いいですか、あなたの場合も認めれば罰金です」「私は、あなたを懲役刑にでもできるのですよ」)
検察官が誘導する質問には、警察官から指導を受けていたように、事実とは違っても、どうすれば再々逮捕が避けられるかを基準に、一般論で、また結果論では、こう答えればいいんだと考え、嘘の供述をしました。
そして、会話が終わると、いつものように検察官は、予め検察官の頭の中に用意した原稿で、会話とは違う内容も入った、そのような調書を口述し、事務官にワープロして貰います。事務官がワープロして印刷すると、読み上げて、署名するように言います。
もちろん、素直に署名します。検察官は、してやったり、とニコニコしていました。
5回目の取調べ(再逮捕)
この日は、検察官との雑談が多かったと思います。しかし、しっかり独り言は言います。
「多くの中国人は小額の罰金で強制出国になります」・・・
「否認を続ければ、奥さんを逮捕しますよ、私は逮捕できるのですよ」、
「否認を続けると、私はあなたを懲役刑にも出来るのですよ」、
「私は偉いのですよ、あなたの言うこと(罪刑法定主義)など誰が信用しますか」・・・
「懲役刑にしますよ」など・・・・を繰り返しいいます。
ですから検察の取調べは100%可視化が必要です。可視化されなければ、罪刑法定主義を、どのように大声で言えば良いのですか?
「警察の取調べで、警察官は調書を取らなかったので、刑事さんに話しましたが聞いてくれますか」と言って、警察官に話した内容について、話そうとすると、「刑事さん、刑事さん、と言うんじゃないよ。そんな話聞きたくない」と言う。
ひとつだけ、警察官が発見したキンの名前でL社口座への90万円振込みについて、私より検察官へ報告しました。
勿論、ジン(金●学)からの入金ではなく、売掛金の入金だと言いましたが、警察はまだ調べていませんがジン(金●学)からの入金かも知れませんと話をしましたが、特に追求されることはありませんでした。
翌日、警察での取り調べの際、私の目の前で、検察官より、取調べの警察官へ電話がありました。
更に、取調べの警察官の上司からも取調べの警察官へ電話がありました。バタバタしましたが取調べの警察官より叱られました。
「確認をしていないものについて、検察官に話をしないでくださいよ」そして。「この件は、無かったことにしますよ」と警察官(K)は、上司の係長と携帯電話で確認して言いました。
警察官(K)は、取り調べの時、そして取り調べが終わった後は必ず、係長に報告し指示を受けていました。時には、「課長は何て言ってました」なども言ってました。
しかし、この21年1月の90万円振込について、ジン(金●学)は取り調べの供述調書では何も述べていませんが、公判の、証人尋問で突如、「友達に言われて思い出した」「友達にATM操作を手伝って貰って90万円振込んだ」と言い出します。
この件は弁護人より、卒業より前なので、ジン(金●学)の供述調書の時期(卒業後)と違うこと。
又、現金で渡したと供述していたが金種が違うこと。友達にATMの操作を手伝ってもらったのであれば捜査段階で供述しているはず。など指摘されています。
これは、公判担当の検察官が、共謀の物的証拠がないので、キンの名前で入金記録がある、押収した銀行元帳を物的証拠とするため、証人尋問でジン(金●学)に供述させたのだと容易に想像できますが、大きな矛盾があったのです。
そして、会話が終わると、いつものように検察官は、予め検察官の頭の中に用意した原稿で、会話とは違う内容も入った、そのような調書を口述し、事務官にワープロして貰おうと始めますが、
私が、又か、との表情、退屈な表情というか、嫌なしぐさをすると、やめてしまいました。
そしてまた、前記したようなことを睨みつけて言います。私が、「すいません」と言うと、結局、この日の調書は、作成しなかったと思います。
6回目の取調べ(再逮捕)7月22日
取調べは6回だったと思う。そして、この日が最後の取調べだと思います。
検察官は、いつものとおり
(「多くの中国人は小額の罰金で強制出国になります」「いいですか、あなたの場合も認めれば罰金です」「私は偉いのですよ、あなたの言うことなど誰が信用しますか」「私は、あなたを懲役刑にでもできるのですよ」)を言って、ほとんど会話もなく、いつものように検察官は、予め検察官の頭の中に用意した原稿を口述し、事務官にワープロして貰います。事務官がワープロして印刷が終わると、
読み上げて、署名するように言います。
確か、今日で終わりだと、前日、警察官より言われた言葉を思い出し、再々逮捕は絶対されないよ
う逆らわずに、一般論、結果論で署名するように何度も言われていたことを思い出し、嘘の内容で
すが署名しました。
警察官から起訴になるといわれていたので、検察官に、保釈をしてくださいとお願いしました。すると次に、2本目の調書を作成すると言って、検察官より、最初の逮捕のとき私が供述した、「ジン(金軍学)より、自分が中国人の面倒は見る、責任を持って管理するので、給与を多く見せる源泉徴収
代行サービス(給与支払仮装)を行って、在籍させて欲しいと依頼を受けた際、インターネットのウィキペディアより不法就労についての解説ページを印刷して、不法就労はさせないと、ジン(金●学)との約束をしたこと」を、取消せ、取消さなければ懲役刑にすると何度も恫喝されたのです。
断ると、「中国人との約束など誰が信じるものか」と言い。「懲役刑になりたいのか」といい、「ジン(金●学)との約束を取消せ」と攻めてくる。これを何度も繰り返すと、「もういい、刑務所へ送ってやる」と言われるが、「本当のことを言ってはいけないのですか」とのやり取りを3度し、起訴された。
検察官(T)の取調べは、このようなことで、罪刑法定主義を無視して、罪刑法定主義違反に違反した、でっち上げの私法を押し付けるものでした。
この告訴は、事実関係を争うものではないので、上告書に記載した内容を転記しましたが、もし実関係を争うのであれば、可視化されていないので証明するものはありません。
このことからもわかるように検察の取り調べは可視化すべきです。
また警察が、検察官(T)に提出した情報も全く無視して、ひたすら犯罪行為に及んでいます。
このことは、特捜において警察の家宅捜査をして、裏付け資料の収集は可能だと思います。これは、検察官(T)が犯行に及んだ恣意性を証明するものです。
①.動機が無くなったにも関わらず、会計事務所での事情聴取が隠匿されている
逮捕時、警察、検察の取調べで動機は、L社が金に困って、中国人の不法就労を幇助して収益を上げていたと決め付けられたが、警察はL社の顧問会計事務所で財務諸表・会計帳簿の押収ならびに、担当職員よりL社の経営状態を任意聴取し、職員より、L社は偽装中国人社員がいなくても十分経営はできていたとの供述を受け、又、平成21年度決算は当期純利益で700万円以上をあげている。
株主総会配布資料(営業報告書)も警察は押収しているが、利益(営業、経常、純利益)の過去5年間の推移も全て黒字である。中国人からの偽装振込みの収益1人1万円などは、何の足しにもなっていないと説明を受けた、と警察官(K)は荻窪署取調室で私に説明し、このことは検察に報告したと言ったが、無視をして、法に基づかない犯行を職権で遂行している。
②.業務請負については、日本コカコーラ社、AIT(IBMのDBⅡサポートセンター業務)の二社は
事実の調査を行い、昔から業務を委託していることを確認している。と荻窪書の取調室で警察官(賀
来)が私に話をした。又、受託開発(請負)業務については会計事務所より売上状況の説明をうけて
いる。このことも警察より、検察官(T)に報告しているが、無視をして、法に基づかない犯行を職
権で遂行している。
③.「犯行の動機」に困った検察は、恣意的(故意がある)にこの事実を隠し、動機が無くなったにも関わらず、量刑の理由として、私は金欲しさから、又L社の主な収益源になっていた、又、L社の実態は給与支払仮装で成り立っていると、偽装までして法に基づかない犯行を職権で遂行している。
検察は、不利な証拠を法廷に提出せず虚偽の論告を行っており、また裁判官も私に対する偏見のある悪意の裁定になっているのは、裁判官も検察官らの犯罪を隠すためである。
④.犯行の動機については、ジン(金●学)の方が、わかりやすい。彼は平成21年12月L社を
退社し、平成22年1月には居抜きでラ●●サービスより譲り受けた中華料理店を開店している。ジン
(金●学)より、従業員も数人いる店なので、1000万円以上の開店資金がかかったと聞いたが、私
には開店時、友達から借りたと言っていたが、中国人4人(正犯)4人を含む中国人からの報酬を貯
めた金(カネ)と考えるほうが当然だろうが、このことを隠し、私を首謀者とでっち上げて法に基づか
ない犯行を職権で遂行している。
⑤.警察官(K)らはL社の役員である吉●氏を世田谷署に出頭させ事情聴取をしています。L社はインターネットビジネスに参入しようとして失敗していますが、再度、上場を目指すにはインタネットビジネスでしかないと、平成20年より、再度取り組んでいました。一つは、日本の化粧品を中心に、日本から中国へ、中国の消費者向けサイト{Ohooiオーイ}です。一つは、中国から日本へ、日本の消費者向けサイト(Yaaaiヤーイ)です。開業が遅れてはいましたが、Ohooiは開業まであと一歩のところでした。吉田が警察で熱弁を奮ったと、警察官(K)から荻窪署の取調室で聞きました。
当面、年間100億の売上を予定しており、L社の手数料が14%なので、これだけでも年間14億
円の収入になります。中国の市場調査会社で有名な「中国情報」の日本代理店の会社の監査役を
やっている人が、別の会社の化粧品会社(出品予定)の役員もやっており、「中国情報」との連携も
期待でき、本当にあと一歩でした。これだけは心残りです。
検察は、マスコミに情報操作させた嘘の内容で取調べを行い、憲法違反の恫喝、利益誘導で目的とする調書を作成し、自白を強要している。
嘘の内容とは、調書の冒頭には、「内容虚偽の雇用契約書等を作成し入管に提出しました」と記載され、抗議すると、逮捕状がこうなっているからと嘘の言い訳をしていた。更には、あなたは裁判所で、否認したと言ったといったじゃないですか。そうであれば、この調書の文言は訂正しなくてもいいのですよと嘘を言う。
必ず、認めれば罰金刑です。認めなければ、私は、あなたを懲役刑にも出来るのですよ。私は、あなたの奥さんも逮捕できるのですよ。などと言って、毎回、署名を強要する。
最後の調書に対し、ジン(金●学)との約束は嘘ですと言いなさい。いえ、本当です。これを3回繰り返すと「もういい」「刑務所に送ってやる」と3回、怒鳴りつけるように言われた。
国家権力の前に一人の人間は人間ではないのです
このように、取調べにおいて、私が主張しようとすると、質問に答えてくださいと言って却下なのです。取調べは、検察のシナリオで質問に答える形ですすむのです。
民事のようにお互いに言い合って裁判官が交通整理するものではないのです。ですから、罪刑法定主義に反した事件の取調べであるはずが、事実関係のペースにハマり込んでいますよね。
オイオイこれって内容嘘偽の罪名だよな!ふざけんなよ!だれか助けてくれよ!助けてくれー!と叫びたいのです。でもね、手錠に腰紐で繋がれた奴隷ですよ。ですから気が狂いそうになるのです。恐ろしいほどの絶望感に襲われるのです。
こういう立場に置かれると、精神がおかしくなります。そして声がでないのです。声をだそうとすると、気持ちだけが先行して声がついてこないのです。吃る状態ともちがいます。自分でもわかります。だから努めて平成にして言葉を出そうとしないことです。そうすると心がおちついて来ます。無理に強気になると発狂するでしょうね。
よく言葉で喧嘩をしますよね。あれって対等だから出来るのですよ。言葉がでないのは、対等でない惨めさの恐怖なんだと思います。
人間の形をしているが国家からは人間として認められない惨めさなんです。あるときは心の中にドーンと多くな空白が出来るのがわかります。考えようとすると頭の脳みそがフワフワ浮いて自分でコントールできないのです。一言で言えばキチガイ状態なのかもしれません。
言葉がでてこない状態って経験したものでないと理解できないでしょう。でもね、二度と体験したくないですね。
私の場合は弁護士がアホでしたから、どうしようもありませんでした。これが日本の司法の現実なんです。民主主義国家とは程遠い社会なのです。国家権力には一人の個人は虫けらですよ。国家権力の前に一人の人間は人間ではないのです。
日本って、もう一度アメリカの属国になって民主主義教育をしてもらわないと民主主義国家に成れないのではないか、私は思うんです。
このように検察の取調べは、事実関係を故意に捏造して強引に犯罪人にするものです。事実関係の前に、幸いこの事件は罪刑法定主義で、なんら犯罪にならないことを、糞味噌いっしょにして、あたかも犯罪であるように捏造したことが致命傷になりました。
糞味噌いっしょの内容嘘偽の罪名であったことが、犯罪の弱みだったのです。検察にかかれば、事実関係なんて、なんとでも捏造できますが、明文化された法律に反して罪名を捏造することは不可能だと言ってやりたいのです。
- 合同会社未来
合同会社未来 千葉市美浜区
代表 長野 恭博(やすひろ)
http://www.miraico.jp/